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増資(募集株式の発行)

そもそも増資とは何をするのか

増資という言葉から皆さんが思い浮かべるのは、会社の資金を増やすということだと思います。株式会社がこれを行うためには、新しく株式を追加で発行する必要があります。これは、出資者に新しく発行した株式を買ってもらい、その代金を会社のお金(資本金)にするからです。これを指して正式には増資のことを募集株式の発行と呼ぶわけです。

会社が増資をすると決めたとき、会社は同時に「どれだけの株を」「いくらで」「(いつから)いつまで」売るかなども決定します。例えば、100株を上限として、1株100円で、今月末日まで、といった具合です。「誰に」「何株」売るかというのはこの後で決まっていくことなので、この時点ではまだ決めなくても大丈夫です。

お金を会社に払い込んで初めて株主になれる

増資の条件が決まったら、会社はこの決めた条件で買いたい人を募集します。これに応じて「何株買いたい」と申込みをした人に対して会社が「何株売りましょう」と割当てをすると申込みをした人は引受人となります。この引受人が決められた日や期間内に代金を支払って(出資の履行)初めて株主になれるわけです。

ここに書いたのは基本的な例ですが、実際には様々な形の増資が存在し、登記に必要な書類も大きく変わってくる場合があります。増資の登録免許税額は、増資額の1000分の7(この金額が3万円未満のときは一律3万円)です。当事務所では、お客様の依頼内容に合わせた書類の作成から登記申請まで承っております。詳しくは当事務所までお問い合わせください。

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