遺言書とはどのようなもの・・・？
遺言書とは自分の財産を〝誰に〟〝何を〟遺したいのか自身の意思を書き残す文書のことを言います。遺言書があれば原則としてその内容通りに遺産を分割することになるため、相続人間での争いが起きにくくなります。
遺言方法は大きく分けて〝自筆証書遺言〟と〝公正証書遺言〟の2種類があります。
〝自筆証書遺言〟のメリットは費用がかからない点と遺言内容を誰にも見せずに作成できる点です。〝公正証書遺言〟のメリットは遺言書の原本は公証役場に預けるため紛失や改ざんの恐れがない点や家庭裁判所の検認が不要なのですぐに遺言執行の手続きが可能となることが挙げられます。
遺言書作成における注意点とは…？
遺言書は、日付や署名、押印の有無など法律で定められた要件を満たす必要があります。
また、遺言書には遺したい財産の表記や配分方法、遺言を実現してくれる遺言執行者の記載など明確にしておかないと争いの原因になってしまうものもあります。
法律上の手続きもふまえ、皆様の思いの込めた遺言をご家族にしっかりと届けるためにも遺言書の作成には専門家のサポートを受けながら書くことをお勧めします。
